先週の日曜日に、東京臨床小児歯科研究会という会の秋の例会に参加しました。
2人の講師の先生がいて、それぞれ、あべこべ体操とマインドマップについての講義と実習がありました。
初めに、北洞先生が、あべこべ体操の講義をしましたが、これが有名な体操であることを、私は知りませんでした。小児歯科と何の関係があるのかというと、この先生は、幼稚園に行って、園児つまり子供に、いろいろな体の動かし方を指導していて、遊具を、作ったりしています。子供の運動機能や姿勢は、歯並びや、噛み方に影響しているといわれていますから、関係ないとも言えないのです。あべこべ体操は、欧米を中心にアスリートや音楽家たちから支持されているフェルデンクライスというメッソドからヒントを得て、考案されたもので、普段やっている動きとは逆の、一見不自然な動きをすることで、いつもをは違ったぱったーんの筋肉の使い方が、脳を刺激し活性化するというもので、体の緊張が取れて、柔軟性が増すと同時に、普通の動きがよりスムーズになり、コリや張りもとれて、結果として体が快調になる健康体操です。日本では、肩こり解消の動画が350万回以上再生され、体のコリをほぐす体操として、有名になりました。が、効果は、それだけでなく、疲労回復や、運動の質が上がることがあります。実際に、実習してきたところ、私の場合でも、その日のハードワークが次の日に響くかと思ったら、大変調子が良くて、どうしたんだろうと思って、本を買って、調べました。講義では、効果がよくわからなかったのですが、疲労回復もその効能にあったんです。
その次に、池田弘之先生から、マインドマップについての講義を受けました。私は、マインドマップについて、聞いたことはあったのですが、良くは知りませんでした。大体こんな感じのものだということが、講義ではわかりましたが、その後の予定があって、中途で退出してしまい、消化不良のままだったので、後日、「ザ・マインドマップ」トニー・ブザンと、バリー・ブザン著の本を買い、読みました。そうしたら、大変面白い思考ツールというものであることがわかりました。いろんなことに応用できて、勉強法や、スケジュールの立て方などにも応用ができ、私も描いてみようと思いました。
2つとも、大変有意義な講義であり、実習でした。
東京臨床小児歯科研究会は、単に、直接、歯科に関係があることだけではなく、面白いことを講義してくれるので、参加する甲斐があります。
日曜日は、午前に歯科診療、午後はこの講習、そして、フルートのレッスン、友達のピンクレディの踊りと歌を見に行くことなど、大変忙しく、次の日、どうなるかと思いましたが、あべこべ体操のおかげか、無事に過ごすことができました。